監督Mの休日**内と外との境界をなくす (コーヒー編)

日本の建築では、

眺望を家の中に如何に取り入れるかとか、中庭を設けそこに縁側をつくるなど、

内と外の境界を曖昧にして生活を楽しむ手法が古くからあります。

内と外とのつながりを設けることの心地よさが日本人のDNAには刷り込まれているからかもしれません。

そこでこれからは積極的に「外」で使うものを「内」に取り込んでみよう!

と思い立ちました。

「人生に野遊びを」なんて、キャッチーフレーズの会社もあるくらいです。

内と外とがボーダレスになれば、人生のひとときが豊かになるのではないでしょうか?

そこで今回より不定期で「内と外との境界をなくす」というテーマで

豊かな暮らし方のヒントを考えていきます。

企画の第1弾は

「休日にキャンプで使う手動のコーヒーミルでコーヒーを煎れてみよう!」

です。

楽しそうだし、美味しそう!

やるなら、徹底的にアウトドアを取り入れなければなりません。

迷惑そうな家族の視線を背中に感じつつも、お父さんはそれを気にせず、

納戸から手動のコーヒーミルと、折り畳み式の針金ドリッパー、それにアウトドアのやかんを

ゴソゴソ引っ張り出します。

小さいミルなのでコーヒーメジャーからミルに入れる際、豆が結構こぼれますが、とてもいい香りです。

手動で豆を挽くと腕は疲れますが、豆を挽く感触は心地よいです。

ビヨンビヨンと動くドリッパーは使いづらいですが、家で使っても趣があるようにも感じます。

やかんからだとお湯がテーブルにこぼれますが、惹き立てのコーヒーはよく膨らむように思います。

そして、煎れてみると・・・

やっぱり最高!

コーヒーの味は格別でした。

外を内に取り込むことで豊かな休日を過ごせました。

「内と外との境界をなくす」企画、次は何をしようかな?と思いながら、

納戸の片付けや汚した床やテーブルの掃除をしているのでした。

つづく。

おまけ。

お気に入りのスキレットで,ホットサンドも焼きました。

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